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【2024年12月最新版】25卒就活から変わる!?インターンシップの重要性【後編】

【2024年12月最新版】25卒就活から変わる!?インターンシップの重要性【後編】

若者を気軽に知るメディア「ワカシル」では若者の様子が分かる記事を定期的に公開しています。

今回は、「25卒の就活実態と今後の傾向について」というテーマとなります。

ワカシルについて詳しく知りたい方はこちらからご覧ください!

はじめに

前回の前編では、「インターンシップと採用活動に関する最新の変更点」についてご紹介しました。

インターンシップにおける法改正の概要や変化についてまとめています。

まだ前編を読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください。

今回の後編では、りべる株式会社の学生チーム『PR Academia(以後、PRAと表記)』にいる、現在就活中のメンバーにヒアリングをし、最新のリアルな就活状況をご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

25卒の就活実態

初めに、インターンシップの規定が変わった25卒の学生が、どのような就活をしているのかを見ていきます。

まずは、インターンシップへの参加度を見ていきます。

出典:マイナビ 2026年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2024/08/s-internship-26-07-001.pdf

こちらのグラフを見て分かる通り、25卒のインターンシップ参加状況は過去一番になっています。

また、参加率だけでなく、一人当たりの平均参加社数も6.0社と一番多いことが見て取れます。

次にこれまでに参加したインターンシップの募集形態を見てみます。

出典:マイナビ 2026年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2024/08/s-internship-26-07-001.pdf

24卒では「先着順で参加できるもの」が一番多く見られたのに対し、25卒では、「選考通過者のみが参加できるもの」への参加割合が増えているのが分かります。

ここで、インターンシップに参加しなかった学生の理由を見てみると、「参加したかったが選考に落ちたから」という意見が一番多く見られました。

出典:マイナビ 2026年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2024/08/s-internship-26-07-001.pdf

この結果から、参加しなかった訳ではなく、参加意欲はあるにもかかわらず、選考という壁により、参加できなかった学生が多数いたのではないかと考えられます。

インターンシップの段階で、エントリーシート(ES)を出すのはもちろん、Webテストの受験や複数回にわたる面接など、選考が激戦化している様子が伺えました。

次に、これらの調査を踏まえ、実際に就活をしているPRAメンバーの声を聞いてみました。

現在就活中のPRAメンバーにインタビュー

それでは、就活を終えたPRAメンバーにヒアリングした意見と、現在就活中の筆者の意見を紹介していきます。

◆一人目プロフィール
・大学4年生(25卒) まさ
・北海道出身 現在東京で一人暮らし
・就職先は北海道で内定が決定

◆二人目プロフィール
・大学3年生(26卒) はるき(ワカシルライター)
・愛知県出身 現在東京で一人暮らし
・就職先は東京で検討中

Q1.いつから就活をはじめたか

A1.大学3年生の5月頃から自己分析を始めた。(まさ)
大学2年生の3月頃から企業研究を始めた。(はるき)

Q2.どんな形態のインターンシップに参加したか

A2.1Dayが多かった。また、対面の合同説明会等に多く参加した。(まさ)
3Days、5Daysのものや、1Dayのもの、数時間のオープンカンパニーなど様々な形態に参加した。(はるき)

Q3.インターンシップにおける法改正が行われたことを知っていたか

A3.知っていたが、法改正前と後とで、特にあまり変わっていないように感じる。(まさ)
知っていた。インターンには参加しないと出遅れるイメージだった。(はるき)

Q4.就活の中で特に大変なことはなにか

A4.実習やバイトとの両立、時間の使い方(どの企業にどれだけ時間をかけるか)。(まさ)
インターンの段階で選考があり、何社も応募するために、何度もwebテストを受けないといけなかったので、時間がたくさんかかったこと。(はるき)

Q5.なぜインターンシップに参加しようと思ったか

A5.会社HPからでは分からないことを質問するため。選考の情報を知るため。自分をアピールして覚えてもらうため。(まさ)
企業の実際の業務や社風を知りたかったのと、早期選考の権利を得られるものがあったから。(はるき)

以上が25卒、26卒PRAメンバーのヒアリング結果でした。

今後の就活の傾向を考察

最後に、これまでの調査結果、ヒアリングから今後の就活傾向について考察していきます。

今回、インターンシップにおける法改正で、企業側と学生側の視点で変化を調査してきました。

企業側では、大きく二つの変化が見られたように感じます。

・積極的なインターンシップの開催
・インターンシップ募集コースの増加

これらは、年々増えており、法改正によりさらに今後も増えていくのではないでしょうか。

学生に合わせたインターンシップの募集コースや早い時期での開催など、インターンシップ開催への取り組みが今後は欠かせない傾向となるように思います。

反対に学生側から見ると、法改正はあまり大きな影響を与えていないように感じました。

しかし、インターンシップへの参加は当たり前になりつつあり、参加率も増えていくと考えられます。

さらに、本選考以前に、インターンシップ参加における選考活動へ力を入れる学生が増えていくのではないでしょうか。

以上が前編後編から考察した、今後の就活傾向になります。

おわりに

今回は「25卒の就活実態と今後の傾向について」というテーマでご紹介していきましたがいかがだったでしょうか?

ワカシルでは現役学生の目線も入れながら、大学生活をとりまく環境や若者の様子について今後も発信していきます。

次回もお楽しみに!

ライター
はるき

編集長
たっつん

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