こんにちは、しぶにぃです!
今回僕が皆さんに発信したい内容は「計画的偶発性理論」にもとづいたキャリアに対しての視野の置き方です。
ぜひ学生や若者、キャリアに悩んでいる方に見ていただきたいです。
計画的偶発性理論
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に関する考え方。 個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
キャリアに対する視野の置き方
最近大学生をはじめ、多くの若者と話をする機会が多くあります。うれしいことに相談にのってほしいと学生から連絡をいただけることも増えてきました。
会話をする中でたくさんの視点思考に触れることができるので僕にとっても有意義なものとなっています。
そんな中で最近気になっているのがキャリアの進め方です。
SNSの普及により今では面識のない社会人と学生が簡単にコミュニケーションをとれるようになっています。
学生にとっては簡単にいろいろなキャリアを築いている方の話が聞けるので将来の構想を以前よりも立てやすくなっています。
それが良い面もあるのですが逆に将来の選択肢を少なくしてしまっている方が多くいました。確かに選択肢を絞った方がそこに向かって進みやすいです。しかし進んだ先に道を変えたいと思った時にまた一から進み直さなければいけません。
いくら情報社会だから調べて情報を得て把握してからキャリアを進めたとしても世の中は常に変化しています。人の興味関心も同じように変化します。当然需要も変化します。無駄だと思うことを省いて断捨離する精神をお持ちの方は現代において増えてきていますが、無駄が急に価値に変化することもあるのです。
明確な目標、ゴールを設定してそこに進むことは具体的なアクションに落としやすいので良いと思います。しかしそれに比例して視野は狭くなりやすいです。変化の激しい現代の世の中だからこそ、目標、ゴールに直接的に関係していない事象にも触れていく動きが取れているといろいろな可能性に触れる、対応できる確率が上がるのかなと思います。
僕は会社を経営しながら常にいろいろな可能性を同時進行で考えています。今の選択が1年後の自分の選択肢を2通りにするのか10通りにするのかを左右することもあります。僕は経営者としてのキャリアはまだまだ浅いです。なのでこれから先経営において何が起こるのかあらかじめ予知することもできません。
だからこそ選択肢を多く持つことにより状況対応能力を高めています。またコロナのような急激な市場、ニーズの変化がいつ起こるかわかりません。そんな時に対応できるように。
知識、情報のインプットもその行動の一つです。視野を狭めて視界を明確にするのも大事ですが、たまに俯瞰して全体像を見れる余裕を作れると、今の自分が世の中の動きのどこにいるのかを把握しやすくなると思います。りべるの学生団体「PR Academia」に所属する学生たちにはこういう話をいつもさせていただいています。
特にこれから本格的にキャリア形成していく学生さんたちにはたくさんの選択肢の中から最適なキャリア選択をできるための今を大事にしていただきたいなと思います。