
若者を気軽に知るメディア「ワカシル」では若者の様子が分かる記事を定期的に公開しています。
今回は、「2025年流行語から読み解く、社会とZ世代の流行りのズレ」というテーマとなります。
ワカシルについて詳しく知りたい方はこちらからご覧ください!
はじめに
2026年に入り、新しい出来事やトレンドが早くも次々と生まれ始めています。
2026年に向けたコミュニケーションやPRを考えるうえでも、2025年にどんな言葉が、どの層で使われていたのかを振り返っておきたいところですよね。
政治やエンタメなど、社会全体で話題になった出来事がある一方で、Z世代の間ではSNS発の言葉やコンテンツが大きな影響を与えていました。
今回は2025年の総まとめとして、社会全体で注目された流行語と、Z世代のリアルなトレンドを整理しながら、2026年に繋がるヒントを探っていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
2025年 社会全体で話題になった流行語
2025年は、政治・経済・社会問題など、ニュースを通じて広く共有された言葉が多く話題になりました。
新語・流行語大賞にノミネートされた言葉を見ても、
「オンカジ」、「トランプ関税」、「物価高」、「フリーランス保護法」など社会全体が関心を持ったキーワードが多くありました。

これらの言葉の特徴として、
・テレビやニュースサイトで繰り返し取り上げられている
・「今知っておくべき社会問題」として広まっている
・会話から生まれるというより、情報から生まれた言葉である
といった点が挙げられます。
社会全体で話題となった流行語は、その年に日本社会が何を問題視し、何に力を入れていたのかを表したものが多いと言えます。
2025年 Z世代で話題になった流行語
一方で、Z世代の間ではどのような話題が流行語となったのでしょうか。
サイバーエージェントの「Z世代ヒットトレンドランキング2025」の調査から特徴を分析していきます。
ランキングに入ったのは、「エッホエッホ」、「〇〇ちゃん、何が好き?」、「〇〇すぎて、死ぬゥ!」、「イイじゃん」などが挙がりました。

さらに、上位30項目のうち12項目がTikTokから生まれた流行語でした。
これらの言葉から分かる特徴は、
・明確な意味よりも「ノリ」や「簡単な言葉」が重視される
・TikTokのダンス動画やアイドルグループの歌詞など、耳に残るフレーズが切り取られている
・意味を深く理解していなくても簡単に使うことができる
といった点が挙げられます。
Z世代にとっての流行語は、知識や情報というよりも、「感情」「ノリ」「使いやすさ」が重視された言葉であると言えそうです。
意味を正確に説明するための言葉というより、その場の空気や感情を共有するための「合言葉」に近い存在なのかもしれません。
情報量が多く、判断や反応のスピードが求められる環境で育ってきたZ世代にとっては、「分かりやすさ」よりも「瞬時に伝わること」が重要であり、流行語もまた、共感しやすい形で共有・拡散されていると考えられます。
社会とZ世代ではなにが違う?
同じ2025年のなかでも、社会全体で話題となった流行語と、Z世代で話題となった流行語には、いくつかの大きな違いが見られました。
①流行語となる言葉の発信媒体が違う
・社会全体:テレビや新聞から発信
・Z世代:SNS(特にTikTok)から発信
②流行語となる言葉の広がり方が違う
・社会全体:メディアが選び、報道を通じて広く共有される
・Z世代:インフルエンサーや芸能人、アーティストを起点に共感や拡散から広がる
③言葉が表している内容が違う
・社会全体:今の社会状況や問題を説明するための言葉
・Z世代:感情やノリを共有するための言葉
④流行語が使われる場面が違う
・社会全体:「聞く」「知る」言葉
・Z世代:「使う」「参加する」言葉
これらの違いを考えると、Z世代の流行語の多くがTikTok発であることや、意味が分かりにくく感じられる言葉が多い理由も、分かるのではないでしょうか。
まとめ
2025年の流行語を振り返ると、社会全体では「その年の出来事を象徴する言葉」が多く、Z世代では「感情やノリを共有する言葉」が多く見られました。
これは、Z世代にとって感情やノリを共有することは、情報そのものよりも共感や一体感を重視していることの表れであり、日常的なコミュニケーションの中心に位置づけられていることを示していると考えられます。
2026年はこうした世代ごとの情報の受け取り方や価値観の違いを理解したうえで、誰に・何を使って・どのように届けるのかを意識したPRや情報発信が、流行を生み出すうえで重要になっていくのかもしれません。
おわりに
今回は「2025年流行語から読み解く、社会とZ世代の流行りのズレ」というテーマでご紹介しました!
ワカシルでは現役学生の視点も入れながら、大学生活をとりまく環境や若者の様子について、今後も発信していきます。
次回もお楽しみに!
ライター
はるき
監修
こほりまほ

